2016.07.31_牧師コーナー

【牧師コーナー(松竹岩(ソンチュグァム))】2016. 7. 31.(主日) 聖楽教会 週報より
聖楽教会 元老監督 金箕東(キムキドン)牧師

 

晩年を迎えたが、恐れもなく、霊魂に望みがあふれる。この世を離れる日、この世に戻って来たりこの世を振り返ったりする望みが永遠になくなるということ、家族も子孫もこの世では会うことができなくなるということを知るために、ただ前に進む。
私はこれまでの60年間、真理のために命をささげてきた。真理を守るために妥協することなく、まっすぐに走ってきた。名誉やこの世の利益のために卑怯になることなく、自分の名誉も惜しむことなく捨ててきた。これだけを見ても信頼するに値するではないだろうか。伝える御言葉が確信にあふれ、いのちにあふれるということがこれを証ししている。
誰かが大きな名誉を与えるといったとしても拒んできたし、私を慰めようとして良い言葉をかけてきたとしても耳を傾けなかった。友人を失い、弟子を失い、教会員を失いながらも、ひとつの道に固執してきたのは私の性分や性格のためではなく、ただ真理を愛して信じるためであった。それゆえ、真理から現れる力やしるしは常に泉の水のように湧き上がってきた。私が証しする御言葉に真実がなかったのであれば、私に与えられた力も霊魂もすでに取り去られていたであろう。
正直でおられる神は正直な私を助けるということを私は信じる。説教壇で証しすることができる日は多くないが、貴い時間を祝福ある時間として使おうとする。この世はこの世に属した言葉を語り、それを聞き取るが、私たちは神に属しているために、神の御言葉を聞く。
生涯、聖霊によって働き、イエスの名を証しするというのがどんなに幸せなことであろうか! 自分を振り返ってみても、肉体としては称賛を受けるべきものは何もない。しかし、主を乗せるろばとなって、その方が行こうとされる狭い門に進もうとする。賢いろばは主人のむちの影だけを見ても速度と方向を決めることができる。そのように私も賢いろばとなって主を乗せようとする。
「主よ! 私を追いやってください。さらに走るようにむちを打ってください。老いたろばが怠けることがないようにむちを打ってください。さらに走るように、そして、きつかったとしても躊躇うことがないように力を与えてください。これから私が主を乗せていくことができる距離はそれほど残っていません。『私がもう少し若かったのであれば』という愚かな後悔をしないようにしてください。私の体中の力をすべて注いで聖徒を教えてきました。彼らも意志をもっているので、主が命じられたことをします、私たちの中でひとりもこの世の目を意識する者がいないようにしてください。これは主の願いです。」アーメン。

翻訳: 聖楽教会 聖楽宣教センター 日本語翻訳室