【質問】
「教会に通う者=信仰をもつ者」ではないのでしょうか?
「教会に通う者=信仰をもつ者」ではないのでしょうか?
信仰をもつ者とは神の御名を呼ぶ者をいいます。永遠の前から永遠に自らおられる唯一の神の御名を呼ぶ者が信仰をもつ者ですし、その御名を呼ぶ家庭が信仰をもつ家庭です。信仰をもつといいながらも力のない信仰生活をするのは神の御名を超越しているためです。神の御名を超越する者はキリスト者ではありません。
教会に登録したからといって、キリスト者となるわけではありません。今日、自称キリスト者がどんなに多いでしょうか? コリント人への手紙第二13章5節は「あなたがたは、信仰に立っているかどうか、自分自身をためし、また吟味しなさい。それとも、あなたがたのうちにはイエス・キリストがおられることを、自分で認めないのですか。―あなたがたがそれに不適格であれば別です。―」といいました。
イエス・キリストが私たちの中におられるというのはどのような意味でしょうか? ヨハネの福音書1章12節は「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」といいました。イエス・キリストを受け入れるというのはその名を信じるということを意味します。神はその名を信じる者に神の子となる権勢を与えられました。教会生活をどんなに長くしたとしても、その中に神の御名がないのであれば、不信者と異なるところがありません。
(金箕東 著 『神の御名』「1. 神の御名」より)