【質問】

友人に伝道しましたが、友人は「教会に通っていなかったとしても、私は神を信じている。」といいました。果たしてその友人を信じる者と認めることができるでしょうか?

聖楽宣教センターの回答です。

イエスを主と認める信仰は人の知恵や常識によるものではない。神から受けた啓示によるものである。
このような啓示がそれぞれに与えられるときに、初めてイエスを主と認めることができるようになる。
ある人は何年間も教会生活をしたのちに教会を離れる。その人は初めからイエスを知らなかったのである。初めにイエスを主と信じて認める信仰をもったのであれば、すなわち天からイエスについての啓示を受けたのであれば、決してイエスを否認することはない。
一時的な群衆心理に流され、瞬間的な衝動によって「私はキリスト者となった。」と考えるようになったとしても、まことの告白をしないのであれば、その人は自分がキリスト者であるという大胆さをもつことができないし、その責任を感じることもない。
それゆえ、患難や迫害が訪れるときにはすぐに倒れてしまう。また、生活に何かの刺激を受けなければ、安逸をむさぼるようになる。さらには信仰生活から離れたりするし、また、そのような行動を恐れたりもしない。
イエスを主と認める信仰は神から啓示を受けるものでなければならない。

(金箕東キムキドン 著 『教会論』「2. イエスが建てられた教会」)