【質問】

教会に通う者は「神を信じる」といいますが、「神を信じる」というのはどのようなことでしょうか?

聖楽宣教センターの回答です。

キリスト教会は神について漠然と想像したり、神が願われることを自ら考え出したりするわけではない。神の啓示によって信仰をもち、神の約束を受け、神から与えられる聖霊によって感動を受け、神に仕える。
神はイエスをこの世に遣わされた。神によって遣わされたイエスは神の本体のかたちでおられる。それゆえ、その方を見た者は神を見た者であるし、その方を知る者は神を知る者である。イエスは神の品性、御心、計画を見せる神の奥義でおられる。
イスラエル、すなわち旧約教会は神を創造主と信じる信仰をもって神に出て行ったが、そのとき、恐れをもって出て行った。彼らはそれ以上に神を理解することができなかった。神はそのようなところにイエスを遣わされた。そして、イエスを知る分量が神を知る分量となるようにされた。聖霊はその信仰の分量に従って証しされる。それゆえ、誰も神を目では見ることができないが、イエスによって神に会うようになった。これは「人間の知恵や知識を総動員して神を知ろうとしたとしても、イエスの中で現された神を決して超越することはできない。」ということを意味する。
イエスが天に行かれたのちに聖霊によって感動を受けた者が記録したものが聖書である。その聖書はイエス・キリストとその方を通して成就される神の御心、そして、それを現した神の働きをすべて記録したものである。

(金箕東キムキドン 著 『偉大な平信徒指導者の道 』「3. 平信徒のベレヤ運動 」より)