【質問】

「神の御名を冒瀆する者を永遠に罰せずにはおかない。」という御言葉を聞いたことがありますが、悔い改めるのであれば、どのような罪でも赦しを受けることができるのではないでしょうか?

聖楽宣教センターの回答です。

私たちが注意深く調べなければならないのは神が「の御名を、みだりに唱えてはならない。は、御名をみだりに唱える者を、罰せずにはおかない。」(出20:7)といわれたという事実です。神はサタンの罪については赦しを受ける機会を与えられませんでした。なぜならば、サタンの罪は神の御名に敵対したものであったためです。これとは異なり、アダムの罪は神の御名をみだりに扱ったものではなく、「善悪を知る木からは取って食べてはいけない。」という神の命令に従わなかったものでした。もう一度言うと、人間は不従順によって堕落しましたし、天使は神に敵対して堕落しました。神は私たちを不従順の罪から救ってくださったのであって、サタン的な罪から救ってくださったのではありません。神の御名を冒瀆するのはサタン的な罪です。それゆえ、神は「神の御名を冒瀆する者を永遠に罰せずにはおかない。」といわれました。神は偶像崇拝をする者については「その罪が子孫三、四代まで及ぶ。」といわれましたが(出20:5)、神の御名をみだりに唱える者については「永遠に罰せずにはおかない。」と断言されました。

(金箕東キムキドン 著 『神の御名』「2. 神の御名をみだりに唱えてはならない」より)