【質問】

愛とは何でしょうか? 

聖楽宣教センターの回答です。

イエスは私たちに「もしあなたがたがわたしを愛するなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです。」(ヨハネ14:15)といわれました。そして、「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。」(ヨハネ15:12)という新しい戒めを私たちに与えられました。これは食物を作って隣人に分け与えなさい、服を脱いで隣人に与えなさいという意味ではありません。ある人は毎日、隣の家に行って仲良く遊び、おいしいものを作って一緒に食べ、苦しいときには互いに助け合います。しかし、その隣人の霊魂を罪から救うことができないのであれば、それらの行為に何の意味があるのでしょうか? そのような愛は異邦人ももつことができるものではないでしょうか? 「互いに愛し合いなさい!」というイエスの新しい戒めは隣人の霊魂を罪から救いなさいというものです(ヨハネ15:12)。
ヨハネの手紙第一2章3~6節は「もし、私たちが神の命令を守るなら、それによって、私たちは神を知っていることがわかります。神を知っていると言いながら、その命令を守らない者は、偽り者であり、真理はその人のうちにありません。しかし、みことばを守っている者なら、その人のうちには、確かに神の愛が全うされているのです。それによって、私たちが神のうちにいることがわかります。神のうちにとどまっていると言う者は、自分でもキリストが歩まれたように歩まなければなりません。」といいました。戒めを守る者とは自分の民を罪から救うイエスの働きを生涯、続ける者です。

(金箕東キムキドン 著 『聖霊を知ろう』「5. 聖霊と聖徒」より)